知ってた? アスタキサンチンってこんなにスゴイ!

最近「アスタキサンチン」配合の化粧品が増えてきています。

富士フィルムの化粧品に松田聖子さんが

出ていたのをご存知の方も多いでしょう。

アスタキサンチンは今とっても注目の色素なのです。

 

アスタキサンチンは赤い色素

アスタキサンチンは、別名「海のカロテノイド」ともいわれていて、

自然界に広く分布している天然の赤い色素です。

 

カロテノイドでは、ニンジンやカボチャのβ-カロテン、

トマトのリコピンなどが知られています。

脂溶性で、体内ではビタミンAの元になります。

サケやエビ、カニなどに多く含まれています。

 

鮭はもともと白身の魚なのですが、

赤い色素を持つオキアミやエビなどを餌として食べているので、

赤い色素が体内に蓄積されていき、身が赤くなってしまうのです

 

アスタキサンチンの効果・効能

ヒトは普通に生活していても絶えず酸素を消費しています。

それは生命を維持するためや必要なエネルギーを得るためにです。

一部の酸素は体内で代謝されるときに活性酸素になったります。

活性酸素というのは、「酸化させる力」が非常に強いのです。

 

活性酸素は体内に入り込んだ細菌類を駆除してくれる役割があります。

また、酵素の働きを促進してくれるので、

身体中の細胞は健康を維持することができるのです。

 

普通に生活しているだけでも体内では活性酸素が作られていて、

呼吸で取り入れた酸素のおよそ2%程度が

活性酸素になると一般的に言われています。

 

本来活性酸素は体に必要なもので、適量であれば細胞を保護してくれます。

しかし酸化させる力が強いので、量が多すぎると

細胞を酸化させて損傷を与え、いろいろな病気の発生に関係していると言われています。

 

「抗酸化」とは活性酸素を消去して物質が酸化されるのを防いでくれることですが、

アスタキサンチンは高い「抗酸化作用」を持つことが近年の研究でわかってきました。

 

ビタミンEは抗酸化成分としてよく知られていますが、

アスタキサンチンの抗酸化力は、ビタミンEの約1000倍にもなるといわれています。

アスタキサンチンの抗酸化力が期待できる効果・効能としては下記のようなものがあります。

 

動脈硬化

動脈硬化を引き起こす直接的な原因は血中脂質の異常です。

LDLコレステロールは本来体に必要な栄養素のひとつです。

しかし、活性酸素によって酸化されてしまうと血管壁に蓄積されてしまい、

血管を硬く細くして老化させてしまいます。

そのため、LDLコレステロールは悪玉とされてしまうのですね。

アスタキサンチンは強力な抗酸化作用で、

LDLコレステロールが酸化されるのを防いでくれます。

 

一方、血中脂質にはLDLコレステロールを回収する働きをする、

善玉コレステロールであるHDLコレステロールがあります。

アスタキサンチンは、悪玉コレステロールが酸化されるのを防ぎ、

善玉コレステロールを増やしてくれます。

そして血液中の脂質異常を防いでくれて、血管の老化を抑制してくれます。

 

眼精疲労

ものを見るときには、毛様体筋という眼球のまわりの筋肉によって

水晶体の厚みを変え、ピント調節をしています。

しかし、目を酷使するとこの筋肉が疲労してしまうので、

調節機能がうまく働かなくなります。

 

この状態が眼精疲労です。

目がしょぼしょぼしたり、目が痛い、かすむ、という症状だけでなく、

ひどくなると肩がこる、頭痛がする、嘔吐するなどの状態がおきたりします。

 

目は神経の束で脳と直結している重要な器官です。

そのため、網膜には必要な栄養素だけを選別する「血液網膜関門」が存在します。

アスタキサンチンは、この「関所」も通過することができるので、

網膜でもダイレクトに抗酸化作用を発揮します。

 

目は皮膚と同じように紫外線を直接浴びるので、

目の表面や内部では活性酸素が多く発生していると思われます。

アスタキサンチンは紫外線によって発生する一重項酸素の消去にとても効果的なので、

眼精疲労だけでなく、紫外線のダメージが原因と考えられる

さまざまな目のトラブル、黄斑変性症、白内障、網膜症、

ブドウ膜炎などに対しても効果があると期待されています。

 

筋肉疲労

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通勤や健康のために運動する方もいらっしゃると思います。

運動すると疲れたりしますが、これは筋肉そのものが疲労して収縮しにくくなる、

肉体的な疲労である末梢性疲労と言われます。

 

末梢性疲労はエネルギー不足と疲労物質の蓄積が原因です。

運動するときに筋肉を収縮させる主なエネルギー源は糖質と脂質で、

通常均等な割合で利用されます。

 

激しい運動をした場合、糖質である筋グリコーゲンが

エネルギーとして利用される割合が多くなります。

アスタキサンチンは筋肉中のグリコーゲンの使用量を抑制する働きがあります。

 

そして運動のエネルギー源として、脂肪が優先的に利用されます。

体に蓄積されている脂肪や摂取した脂質を

エネルギーとして変えやすくしてくれるので、

筋肉疲労の軽減、疲労物質である乳酸の生成を抑制すると考えられています。

 

また、アスタキサンチンは筋肉痛などの原因である

筋損傷を軽減する効果があるといわれています。

筋損傷の原因の一つである、

運動中に発生する活性酸素を効率的に除去する働きもあります。

 

これらのことから運動のパフォーマンス向上や、

アスリートのウェイトコントロール、内臓脂肪減少を目的とした

運動療法時にも有用性が期待されています。

 

美白

いくつか種類のある活性酸素の中でも、

紫外線によって発生する「一重項酸素」に対して、

アスタキサンチンは抗酸化成分として最も威力を発揮します。

 

アスタキサンチンを皮膚に塗ると、表皮で多くの活性酸素が除去されるので、

炎症促進物質であるサイトカインの産生が抑えられます。

そのため、メラノサイトの活性化や

メラニン色素の生成が抑制されるのでシミの発生を防いでくれます。

しみ、そばかすを消したい!と思っている方にはオススメです。

 

また紫外線は表皮の下にある真皮層にも大きなダメージを与えます。

お肌のハリや弾力をつくりだしている真皮層が、

紫外線によってダメージを受けて活性酸素が増えてしまいます。

 

そうなると、コラーゲン繊維が破壊されてしまうので、

お肌はハリや弾力が失われて硬くなり、たるみやシワなどができやすくなります。

 

このコラーゲン繊維の破壊の原因は紫外線によって発生する一重項酸素で、

コラーゲンの量そのものを減少させてしまいます。

アスタキサンチンは、一重項酸素に対して絶大な抗酸化パワーを発揮するので、

コラーゲンの減少や変化を防いでくれてシワの抑制に大きな効果を発揮するのです。

 

アスタキサンチンを多く含むもの

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サケ、イクラ、カニ、エビにアスタキサンチンは多く含まれています。

 

エビやカニでアスタキサンチンが含まれているのは、はほとんどが殻や甲羅です。

サクラエビは丸ごと食べられますが、

そのほかのエビ、カニは食事で摂取するのは難しいですね。

 

マダイやキンキなどもアスタキサンチンが含まれていますが、

存在するのが皮なので同様に難しいですよね。

 

アスタキサンチンを食べ物で摂取するなら、

身にアスタキサンチンが含まれているサケがおすすめです。

サケの身もいいのですが、筋子、イクラの方がもっとも効率的です。

サケの種類によりますが、100g摂取した場合に

0.3~3.5mgアスタキサンチンが含まれています。

スジコ、イクラの場合では同0.8mg含まれています。

 

サケは、アスタキサンチンだけでなくEPA(エイコサペンタエン酸)と

DHA(ドコサヘキサエン酸)も豊富に含まれているので、特にオススメなのです。

 

EPA・DHAは血中脂質(コレステロール&中性脂肪)の増加や

血栓ができるのを抑制します。

記憶力を高め、脳の老化を予防する等〈頭が良くなる〉成分としても知られています。

 

このようにアスタキサンチンは、健康や美容にとても効果的です。

なるべく意識して摂取したいものですね。

 

 

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